アルパカの右にならえ

邦画と小説をこよなく愛する創作ヲタク。

PERFUME OF PERFUME(パフューム オブ パフューム)届いた

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好きな香り。柑橘系で奥の方に甘い感じ。ロフトでもタワレコでも伊勢丹でも買えるってすごくない?
映画『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』のオーキッドTシャツと、Perfume 6th Tour 2016 「COSMIC EXPLORER」のPLANET BLACK Tシャツも買いました。着るのが楽しみ。

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か、あ、の、の魔法

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Disc1も観たよ! 最高だったよ京セラ! 「Pick Me Up」から「Cling Cling」からの暴力的な繋ぎはやっぱり凄かった。Disc3はちらっとしか観られてないけど、それでもすっごい内容盛りだくさんなのが分かるよ!
最近つくづく強く思うのは、Perfumeの三人の可愛いから綺麗への変化が美しいなぁってこと。だけどそれでも年々、三人のPerfumeに対する想いみたいなのはいろいろあるんだろうなってのは分かるよ。
あ~ちゃんの発言の節々から感じる、女性としての人生の決め方・迷いとか、? まあおんなじ女なんで分かるしかないってのが本音なんだけど。
そしてこれは男女関係なく、ファンである時点で私たちはもう気付いている。「自分だからの人生だから」「私たちももう28じゃけん」「自分がやりたいと思った道を~」等々、いつからかライブの場で締めの言葉のように使われるようになった、「私たちPerfumeの活動はまだまだ続きます」という言葉。
どこかに区切りが見えているからこその想いなんだろうなってことは感じます。2011年に震災があって、その時すべての表現者が一度自身の作り出すモノについて考え直したことがあったように、2020年東京五輪が一つの節目になっていることはあるんじゃないかなって、そんな風に思います。
こういう時男性は良いなって思います。素直に羨ましいなって。女の人生には数々の区切りという呪いが付きまとうからね。いやだね。

だからこそ美しいと思います。生で見られるチャンスがあるならすべてのPerfumeをこの目で見ておきたい。
なによりも美しいこの三人のファンで良かったと、ライブに行ったりそのライブの映像を観た時にめちゃくちゃ強く思います。チケット代安くない? こんなに大好きな人たちがこんな持ち切れないくらい幸せな気持ちにしてくれるのに、こっちから返すものなんてなんにもないのに、大丈夫? って思っちゃうよ。いつもありがとう!

PerfumeがPerfumeである世界【Perfume 6th Tour 2016「COSMIC EXPLORER」Blu-ray&DVDのネタバレあり】

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ついに! 発売になったよ「COSMIC EXPLORER」ブルーレイ。初回限定盤のポスターもしっかりついてきてました、ありがとうセブンネット。
まだDisk2しか観られていないんですが、ちらっと「直角二等辺三角形っぽい編集多少あり」というネタバレを聞いていたので、ほほう? と思っていたのですが、予想ほどそうでもなかったです。ちょこっとエフェクト入ったりスローになったりする部分があるかなって感じです。むしろそういうの大好きなんでテンションあがりました。シアターモードって言うのかな? 映画みたいに上と下が黒くなってるモード。Disk2は全編それなんで、もっとでっかいプロジェクターとかで観てみたいぜっていう気持ちにさせてくれます。

参加したのは福井一日目、徳島一日目二日目だったので、アリーナツアーの記憶は遥か彼方昔でした。思い出す衣装の数々。可愛い。何回聴いてもライブでの「STORY」は泣いちゃう。

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しかしまあ、何回経験してもPerfumeというものを目の当たりにした時の衝撃はすごい。MCやテレビ番組のトークではあんなにふにゃふにゃした女の子らしさを前面に出しておいて、いざライブになると問答無用で見せつけてくる圧倒的なカッコよさ。
Perfumeは確かに、あ~ちゃん、のっち、かしゆかの3人で構成されているんだけど、それは必ずしも1+1+1=3ではなく、あくまでも「Perfume」という「1」であるんだなと痛感します。歌も踊りもできる可愛いアイドルからのスタート。だけどそれにエレクトロニックな音楽が融合して、今ではスマートで最新でクールなテクノポップアイドル。海外での評価も高いアーティストとして成長していく中、それでも二十代の女の子な一面ももちろんある。だけど時折見せる暴力的なまでのパフォーマンスと表現力に、ファンとしてひれ伏したくなるのも事実。

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牛肉を食べた時だけ脳内に分泌される「アナンダマイド(アナンダミド)」という物質があるそうですが、この物質は別名「至福物質」とも呼ばれ、幸福感や高揚感をもたらすそうですよ。Perfumeのライブにもそういう物質ぜったいある。出てる出てる多幸感。
自分の中には感情がいっぱいあって、楽しいは楽しいの引き出し、他にも悲しいとか嬉しい大好き興奮するとかそれぞれの感情の枠があるんだけれど、Perfumeのパフォーマンスを観た時、そこから生まれる感情には名前がついてなくて、どこにも分類されずに枠にハマらずにあふれてしまう。
いっぱいいっぱいになって涙が込み上げてくる感情を教えてくれるのがPerfume……ってこの言い方超かっこよくない?
人間の感情は様々ある中、喜びも悲しみも最終的に涙に行きつくと思うんですが、毎回ライブ行くたびそうだなぁって納得しちゃう。頭の中も困っちゃってる感じ。そういう力が3人にはあるよ。

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最近買った好きな漫画

オデットODETTE(3) (ポラリスCOMICS)

オデットODETTE(3) (ポラリスCOMICS)

オデット ODETTE(2) (ポラリスCOMICS)

オデット ODETTE(2) (ポラリスCOMICS)

オデット ODETTE(1) (ポラリスCOMICS)

オデット ODETTE(1) (ポラリスCOMICS)

「オデット ODETTE」 日当貼
ピクシブコミックで数話読んでツボにハマって惚れちゃった。
猫の彼氏とデートする(文で説明すると不思議)漫画。猫の彼氏は(漫画上では)喋らない。
ピクサーのウォーリーとかチャップリンみたいな可愛さがいい。


13月のゆうれい 2 (Feelコミックス FC SWING)

13月のゆうれい 2 (Feelコミックス FC SWING)

13月のゆうれい  1 (フィールコミックスswing)

13月のゆうれい 1 (フィールコミックスswing)

低反発リビドー

低反発リビドー

「13月のゆうれい」
「低反発リビドー」高野雀

この人の描く登場人物はいつもどのキャラも淡々とした性格で、心理描写が深いとは思わない。
人間の汚い部分とか弱い部分の話じゃなくて、表面だけのような気がしてすごく惜しい。
ツボにハマりそうでハマらない惜しい人だなーといつも思う。でもそのサラッとしたのはこの人の良さかな?
私がハマらないだけでね。


おとなとこども、あなたとわたし。 (1) (it COMICS)

おとなとこども、あなたとわたし。 (1) (it COMICS)

おとなとこども、あなたとわたし。 (2) (it COMICS)

おとなとこども、あなたとわたし。 (2) (it COMICS)

「おとなとこども、あなたとわたし。」 糸なつみ
この人との出会いは天才現るだった。最近のネット漫画ってレベル高すぎて困る。
書籍化して即行で買いに行きました。
神と崇めるいくえみ綾的エッセンス感じまくりのビンビンです…。
若い子だけじゃなくて年配の人のお話まで描けるのは凄い。
すぐ大好きになってしまった。


春の呪い小西明日翔
この人もはじめはピクシブでした。
絵が個性的で文学的でモノローグが多めです。
文章でも良さそう、小説も書けるんじゃない? この人。
終盤の母親との会話に涙が出そうになりました。
ピクシブでの別名義で上げてる「来世は他人がいい」という漫画も好き。


「太陽が見ている(かもしれないから)」
「G線上のあなたと私」
「おやすみカラスまた来てね」いくえみ綾

いくえみ綾のガチオタです。太陽~は、ほんとドロンドロンだよね。
個人的には日帆が嫌いだ。岬が土下座して「お願いします別れてください」
って言うシーンはキッツイ。
G線上~は大好き、ほんと大好き。
理人の彼女のリアルさ。不安だよね不安だよね~理人も大学生の男の子だもんまあ付き合うわな
という感じ。也映子が元婚約者と偶然再会して回転寿司に行く15話は、
タイトルの入るタイミングから話の展開まで全て完璧だと思います。
いくえみ綾と同じ時代に生まれることが出来て本当に私はしあわせな人間です。
それくらい好き。


ミッドナイトブルー (フィールコミックス)

ミッドナイトブルー (フィールコミックス)

「ミッドナイトブルー」須藤 佑実
最近の漫画家さんは本当に話の作り方も絵もうまいなぁオイ!
と、酒を飲みながら絡みたくなる一冊。装丁が素敵。
最近の漫画はほんとデザインも綺麗だしオシャレだし内容も面白いしたまらん。


「ごほうびおひとり鮨」王嶋 環
10年モノの彼氏にフラれたじアラサー女子が鮨を食いまくる漫画です。
御託は良いんだよ、鮨食やぁいいんだよ! と親指を立てたくなる漫画。
女子が食べ物食う漫画が増えたよね。
食べ物系漫画が大好きな私にとって天国だよ。


ダンジョン飯」九井 諒子
言わずもがな……だろ?
この人は昔っから動きのある絵は描けないよね。でも大好きなんだ。


兎が二匹 2巻(完) (バンチコミックス)

兎が二匹 2巻(完) (バンチコミックス)

兎が二匹 1巻 (バンチコミックス)

兎が二匹 1巻 (バンチコミックス)

「兎が二匹」山うた
この人もピクシブ? だよね?
切なすぎて胸が痛くて読みながら心が死ぬ。つらい。最高。好き。


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【邦画ログ】ふきげんな過去/世界から猫が消えたなら

ふきげんな過去
基本不機嫌な登場人物たちの会話がなんだかイラッときていまいちハマらない映画でした。
最後ワニが暴れ出した時にふみちゃんの笑顔最高。
二階堂ふみちゃんの存在感がやっぱり凄い。
美人の姉がいなくなった後に旦那と結婚し子供も産んだ妹さん、
姉に対して「私の勝ちよね?」と言うシーン。「ずっと前からあなたの勝ちよ」とは言われるけど、
どう考えても姉とは段違いのブスだし、どう考えても完全に負けで可哀想な人生を送ってる妹の図がすっごく良かった。
高良健吾の役が絶妙にキモイ。終盤爆発するふみちゃんの演技が好き。
全体的に会話の詰まらない映画という印象でした。

世界から猫が消えたなら
全体的に青っぽい画面で、美しい音楽が流れて、登場人物が泣いて、といううつくしい感じの映画でした。それだけです。
佐藤健くんの一人二役が、表情と喋り方と所作だけでほんとに別人格に見えてとにかくすごい!(分身みたいに恰好はまったく同じ)
一番の見どころは最初の方の自転車でこけるシーン。迫力があってドキッとしました。スタントかどうかは知らない。
猫のキャベツがタオルで包まれる通称「キャベツ巻き」がめちゃくちゃ可愛い……。
佐藤健がかかってきた電話に出る→電話の主は宮崎あおい、間違い電話だった→佐藤健、テレビで映画のDVDを観ているところだったので慌ててリモコンで音量を下げる→下げたつもりが上げてて、大きな映画のBGMを電話越しに聞いた宮崎あおいが「それ(映画名)ですよね?」と話しを続ける→宮崎あおい、その映画の結末をしゃべっちゃう→「あっすみません、つい……」「いえいいんです」「映画お好きなんですか?」→実は同じ大学だった。改めて知り合いになる→付き合う
っていう展開、「男の妄想ストーリー」って感じでめっちゃ安っぽくてダサい。
結局これは夢オチなのなんなの……?

てんでだめ

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25歳なら当たり前に結婚してると思ってたし、30歳なら普通にもう子供産んでると思ってたよ(まだ29歳)
18歳のわたしー! まだ人生迷ってるよー! 親は元気だよー! おばあちゃんはちょっと弱ってきたよー!
好きに生きてるよー! 毎日楽しいよー! 仕事探さなきゃだよー!
40歳のわたしー! 先に謝っとくねごめんーー!!

相葉雅紀の雑誌が大量に出るのでそれだけを楽しみに生きてる3月末…。
こんなんでいいのか?(いいよね?)いいよね?(本当にいいのか?)

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