アルパカの右にならえ

邦画と小説をこよなく愛する創作ヲタク。

「私の男」と「きいろいゾウ」

 

きいろいゾウ

きいろいゾウ

 

 「きいろいゾウ西加奈子 

読み終えた日:2014/11/10 

★★★☆☆ 

中盤までのゆったりとした田舎生活の描写が面白い。野菜中心の毎日の献立が本当に美味しそう。終盤にかけての展開は重い。読みやすい文章で気持ちいい。またこの人の作品を読みたいと思える本だった。五百円貯金の音「じょろりん!」と、「クソ古いアメリカ感!」が最高。 

 

私の男

私の男

 

 「私の男」

 読み終えた日:2014/11/02 

★★★☆☆ 

最高に気持ちの悪い気持ちの悪い(二回繰り返すくらい)近親相姦ものだった…!ここで言う気持ち悪い、は誉め言葉。唾液を交換する図がすっごい気持ち悪い~これ実写化したのすごいなぁ。結局お互いに支配されたままの二人、本当に死んだのか?