アルパカの右にならえ

邦画と小説をこよなく愛する創作ヲタク。

【邦画ログ】南瓜とマヨネーズ/生活音【ネタバレ感想】

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私の中で可愛いこうなりたい理想の女の子像がまさに臼田あさ美ちゃんなんだけど、「南瓜とマヨネーズ」を観てこれはもうたまんないなって思ってしまった~。開始二秒でああもう好きコレ絶対好きこの映画~~って想い続けた二時間だった。ちょっとネタバレ含みます。
太賀のアカペラが良すぎていやいやいや…って思った。ヒモ役をやらせたらオダギリジョーの右に出るものはいないよねってはなし。あと、大好きな光石研さんが若い女の子を愛人にする変態お金持ちおじさんの役をやっていて本当に最高だった。体操服とブルマー履いた臼田あさ美ちゃんの身体を触って太ももをパァンッ! って叩くところ、尻を両手で揉みしだくところ、マジで光石研のファンでよかった…って涙出るとこだった。好きな俳優さんが若い女の子の太ももパァンッつって叩く演技してるところ見られるとか一生に二度あるかないかじゃない? 学生時代何部だった? って聞いて「吹奏楽」って答えたらチッて舌打ちしてがっかりしてるくそオヤジまじで最高だ~~、さいこうの光石研だ…元水泳部だと分かると即座に紺のスク水出してくるところまで完璧だった…。はぁ…。

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ハギオはさ、「だったらハギオでしょ?」で立ち飲み屋のカウンターで堂々とキスとか、ハギオはとんでもない史上最強キャラクターじゃん、ねえ? ハギオに勝てるやつ地球上にいなくねえ?
映画冒頭でシャワーシーンとか仕事中段ボールを運ぶ手元だとかギター弾くカットだとかつぎはぎみたいに流れて、最初はそれのがなにを意味するかは分からないんだけど、観続けているとそれが登場人物の仕事だったり過ちだったり努力している最中だったりと判明していくところが好きだった。誰かと誰かが一緒に生活している物音ってすごくささやかだけどそれに生活が全部詰まっている感じがした。結局のところツチダとせいちゃんはお互い別の道を歩むことになるんだろうけど、ちゃんと傷つけて傷ついて泣いて最後笑えるところが清々しいなって思う。せいちゃんの歌を聞く前から泣いちゃってるツチダの、というか臼田あさ美ちゃんの泣き笑いの演技がすごすぎ。なにより歌い終わったせいちゃんのあの表情の直後にカットぶった切れるセンスがやばい。これだから邦画はやめられない。

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