アルパカの右にならえ

邦画と小説をこよなく愛する創作ヲタク。

【漫画ログ】いくえみ綾


神と崇めたたえるいくえみ綾の、対談&4P読み切り&レプリカ応募者全員プレゼントにつられ、ひっさっしっぶっりに月刊漫画本誌を購入した。

中原アヤと仲良しなの知らなかった。ていうか、中原アヤは48歳だったのか…もう……。漫画家っていつの間にか歳をとっている。自分も同じように歳とってんだもんね、当たり前か。いくえみ、一時期エッセイ漫画含め同時に6本連載してた時期があって、バケモンだなと思ってたけど、それも結構最近の話。
近年いくえみの描く主人公は年齢が上がっていて、『ローズローズィローズフルバッド』と『1日2回』は共に40代(たぶん)。特に『ローズ~』の方は職業が漫画家でほぼいくえみの自己投影みたいな気もする。自身のことを描きはじめるフェーズに突入?みたいな?知らんけど。いくえみの漫画は、一話一話はなんでもないような日常を重ねていて、だけど人物の感情は着実に揺れ動いていて、単行本になった際一気に読むと、いつもいつも物語の流れに感嘆する。めちゃくちゃドシッと胸に来る。

個展があるなら東京でも北海道でも飛んでいくのに。