アルパカの右にならえ

邦画と小説をこよなく愛する創作ヲタク。

Perfume World Tour 3rd WT3 ライブビューイングin西宮

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Perfume World Tour 3rd WT3 ライブビューイングin西宮

行ってきました!当日朝十時から上映開始という事で、ぐるんぐるんツアーの時購入したPerfumeTシャツを着て、九時過ぎには会場到着。グッズ売り場にはすでにたくさんの人がいてソワソワした雰囲気。オーキッドのTシャツを迷って迷って買わなかったんだけど、ビューイング終わった後にやっぱり買おう!と思った時にはサイズが売り切れでした(笑)ビューイング会場限定のタンブラーも早々と売切れていました。

中継が始まると向こうの会場のソワソワが伝わってくるようで、「Ah~chan!(エイチュワーン!)」「Kashiyuka!(カシユーカ!)」と叫び声が続く中(海外の人のアクセントの付いた名前呼びが珍しくてかわいい)、「Nocchi!(ンナッチ!)」という、のっちだけスパーン!と切り裂いてくるような言い方で(笑)わらいました。

ア~チャーン! / カシユーカ! /     \ ンナッチ!!! ///

 

オープニングのカウントダウンのはじまり方がかっこいい…!30、15、10、5、4、3、2、1と数字が少なくなるにつれてテンションアップ。カウントに合わせて心電図みたいな光が右から左に合わせて流れる感じ、これ、すっごくかっこよかった!!光が走るたびに、幕の後ろでいつもの「Perfumeポーズ(3Dスキャンポーズ?)」でスタンバってる三人のシルエットが映ってて、早く登場してー!ってドキドキするこの演出、おしゃれで憎いわ~。

西宮ガーデンズのこの会場、中継が始まって電気が暗くなってもはじめは皆着席して見ていたので、「あ、ここは皆座って観る感じなのかな~?まあそれでもいいや」って思っていたのに、「01 Enter the Sphere」で幕が下りて三人が登場した瞬間に示し合わせたかのように「ザッ!!」と半分くらいの人が立ち上がったのでビビりました。おぬしら!様子を見計らっておったな!!というきもち。

セットリストや細かいMCなどはレポがたくさんありそうなので割愛。MCの途中かな?で、「香港と東京でもビューイングしてるよ~がんばってるよ~」ってカメラ目線をくれたんだけど、そのアングルのカメラがまた良い仕事してる。センター定点のあおりアングル。三人の美脚がズドーンと拝めてすごい景色。最高です。

やっぱり座席後半部分がPTA会員、前半一般って感じなのかな?と最初は思ってたんですが、ライブが後半に進むにつれて普通に前列でも踊り狂う猛者がいたので、関係ないのかなぁと思いました。今回自分はどセンターの座席で、ちょうど目の前の人たちが一切立たなかったので(前の席に親子連れさんがいた)、「こんな視界良好なのに、自分は後ろの人の視界を遮って悪いな…」と思いつつも盛り上がりました。「06 SEVENTH HEAVEN」の盛り上がり凄かったな。どセンター前列のお兄さんがはしゃぎたおしておりました。その人の周りはほぼ全員座って鑑賞されていたので、勇者だと思いました。最高!

07 Hold Your Hand」では、Cling ClingのUstの時に披露された手のひらからエフェクトが出る演出(ライブビューイングのためだけの演出だと思うと泣ける…)に私の心はざわめきました。可愛い!「08 Spending all my time」は海外で発売されたLEVEL3のバージョン。かっこいい。また衣装が黒でこれがすごくクールで良かった…!2014年度版GAME!って感じで。「09 GAME」の時の歓声が凄かった。イントロ前のハイヒールのコツコツっていうSEに「これは…これは…あああああーー!」ってテンションぶち上がり。この9曲目でついに、後列のジャンプの影響で地面が揺れました。だっすんだっすん言ってました。センター後半列の人たちが手拍子と声だしをすごくしてくれる人たちで、こっちもつられて盛り上がれました。嬉しい。

Perfumeを好きになった当初はあまり好きな曲ではなかった「14 ポリリズム」。こうしてライブで聴くたびにどんどん好きになっていって、今ではこの曲を歌われると「成長したよね…Perfume良かったね…頑張って良かった…ずっと応援するよ…!!」とLEVEL3落ちの分際で涙ぐみそうになります(笑)本当に申し訳ありません。

MCはほとんど英語で、インカムでカンペが出てる(よね?)とはいえ、すごいなぁと感動。かしゆかの「私たちをここまで連れてきてくれてありがとう」という言葉にぐっときた。なんだよ、泣かせにかかって!

まさかアンコールで「15 FAKE IT」が来ると思ってなかったので、残ってた体力がすべて持ってかれました。どこかであ~ちゃんがお客さんを煽る時に「make some noise!!(もっと騒いで!!)」と喋ったと聞いて、ザワワと心が痺れる…!なんてかっこいい台詞。海外ツアーで聴く「16 MY COLOR 」は倍くらい素敵な曲に聞こえるね。

一人で来ていた隣のお姉さんが結構ガチの方で、手の振りというより振りコピしてまいた。ガチ踊る人。素敵。

感想記事読ませていただきました。

Perfume LEVEL∃ 「Perfume WORLD TOUR 3rd」 web ニュース 新聞等

【ニューヨーク レポ】 「Perfume World Tour 3rd」|Perfumeとグルメの日記

ナタリーさんのレポート記事

Perfumeワールドツアー終幕、初ニューヨーク公演は興奮の渦に - 音楽ナタリー

 

セットリストはこちら

01. Enter the Sphere
02. Spring of Life
03. Cling Cling
04. ワンルーム・ディスコ
05. ねぇ
06. SEVENTH HEAVEN
07. Hold Your Hand
08. Spending all my time(DV&LM Remix)
09. GAME
10. Dream Fighter
11. Party Maker
12. GLITTER
13. チョコレイト・ディスコ
14. ポリリズム
<アンコール>
15. FAKE IT
16. MY COLOR

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「ぽろぽろドール」豊島ミホ/ 「ポースケ」津村記久子/ 「五年前の忘れ物」益田ミリ/ 「俺俺」星野智幸

ぽろぽろドール

ぽろぽろドール

「ぽろぽろドール」豊島ミホ
読み終えた日:2014/10/23
★★★☆☆
弱者を描くのが上手い。「手のひらの中のやわらかな星」の、主人公が憧れてるギャルのクラスメイトが、最後まで主人公には興味を持たないところが良かった。こうやって勝手に憧れてた同級生って私にもいたなぁって懐かしい気持ちになった。「きみのいない夜には」唐突なラスト、だけどこのラストがすごく素敵だと思った。「僕が人形と眠るまで」すごく救いがなくつらくて悲しい。切ない。だけど一番心に残った短編だった。
 

ポースケ

ポースケ

 
 「ポースケ」津村記久子
読み終えた日:2014/10/22
★★★☆☆
相変わらず短編集面白い。「苺の逃避行」と「我が家の危機管理」が好み。形の無い感情を表す語彙力がすごく高くてびっくりする。
 

五年前の忘れ物

五年前の忘れ物

 
 「五年前の忘れ物」益田ミリ
読み終えた日:2014/10/15
★☆☆☆☆
益田ミリさんファンでも、これは読んでおかなくてもいいかなという一冊。やっぱりこの人はマンガのあの形態が面白いのであって、小説としてはイマイチ。女性の内面を描くのが上手い。逆に男性側のキャラクターに一切魅力がない。マンガだとイラストがあるからあれでもちろん面白いけど、小説になると全くひどい。中身も文章もスカスカだし、いつものマンガでお願いします…!というファンのお願いでした。
 

俺俺

俺俺

 
 「俺俺」星野智幸
読み終えた日:2014/10/10
★★★☆☆
主人公自身がだんだん無意識のうちに他の人に成り代わっていくことに気づかないのが怖かった。どれが俺でどれが俺じゃないのか?今しゃべってるのは俺なのか?混乱してきて怖い。自分の頭がおかしくなりそうな恐怖にとらわれてページをめくる手が止められない。それだけに、終盤が残念すぎる。カニバリズム?バトルロワイヤル?ラストの締め方もなんなんだろう…中盤までは良かった。

神様のカルテ3 / 夏川草介 「3にしてイチに戻る」ネタバレ

神様のカルテ 3

神様のカルテ 3

 

 

 「神様のカルテ夏川草介 

読み終えた日:2014/10/30 

★★★★☆ 

三作目にしてようやく栗原一止という医師がスタートラインに立った。全五章で成り立つ本作、四章まで読む限りは普通に面白いな~という感想だったんですけど、イチの診断ミスが露呈する五章を読んで、ああ今までの四章はこのためだったのかって気がつきました。結果、自分自身の医療を見つめ直し「答え」を探すために、イチが本庄病院から大学病院に移ることになったところで終了。そのイチの成長物語を追いたい…!とは思うものの、この三作で完結するのが一番美しいんじゃないなかなぁと思います。どっちにしろ映画化は難しいのかな?どうなんだろう、2でハルが妊娠しちゃってるし。でも、この医師としてのイチの身が一度破滅するところは映画の方のファンからしても是非観てみたい! 

冷静完璧人間の女医小幡先生も良かった。昔医療ミスをして旦那を亡くしてしまった主治医が実は自分自身という話は泣けた…。一点だけ言うと、作中でテレビに嵐が映ってその話題になるのは興ざめだったな。実写化に伴って原作が実写の方にすり寄っちゃう(媚び売る?みたいな)現象があまり好きではないので、その一線は超えないで欲しかった。


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【wowow Perfume ぐるんぐるんツアーファイナル9/21代々木公演】今いる場所にもういない

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10/25にwowowPerfumeのるんぐるんツアーファイナル、9/21代々木公演の様子が放送されました。その感想です。

セットリストのうち「07:恋は前傾姿勢」とアンコールの「リニアモーターガール」「Perfume」「願い」以外の15曲が放送されるという大盤振る舞い!今回のツアーは二回参加したのに、改めて映像を観てみると「こんな風だったっけ?」と覚えていない部分がたくさん!カメラワークがすごく良くて振り付けもじっくり見られてすごく嬉しかったです。

稲穂!かぼちゃ!栗拾い!のPTAのコーナーをカットすればきっとアンコール曲まで入ったんではないだろうか(笑)と思ったのですが、放送されない曲がある方がもちろんブルーレイ発売までの楽しみになるし(全部放送しちゃったらDVD売れないもんね)、なによりPTAのコーナーは見てるこっちまで楽しくなるのでこれで良かった~!

観客たちの手の振りなどの出来をあ~ちゃんが「最終日(の盛り上がり)が一番!」って喜んだように、この公演は本当に最初っからお客さんたちの盛り上がり、熱気がすごい。迎え入れるというよりは、三人のパフォーマンスに対して「迎え受けるぜ!」っていうオラオラした意気込みが感じ取れました。私はもちろんこの場にいないけれど、「最終日が一番!」と言われてまるで代々木に参加してきたかのように誇らしい気持ちになりました(笑)それくらいお客さんたち出来上がってる!PTAでの一糸乱れぬ対応力もさすがの一言。

嬉しいとか楽しいとかいう感情で胸にいっぱいいっぱいになってなんにも言えなくなる気持ちです。参加した時も抱いた感想ですが、最初からどれだけ踊り続けるの?踊っていない瞬間がないくらい踊りっぱなしのセットリストでした。

  • 「いじわるなハロー」の歌中はカワイイPerfume、間奏中は闘うPerfume、がやっぱり素敵!
  • 「I still love U」のゆかちゃんウインクからのあ~ちゃんウインクの破壊力!
  • 「エレクトロワールド」に入る前に映像のかっこよさと重低音!
  • ゆかちゃんエレワでこんな衣装だったんだ。前はミニスカ後ろは長いの。
  • エレワ、センターステージをぐるーっと回るカメラワークが最高。このカメラさん良い仕事しすぎ!
  • 栗拾い♪栗拾い♪栗拾い♪からの「松茸ーーーーー!」へのオチに笑った(笑)コントみたいになってる。
  • 「Party Maker」はやっぱり裏打ちだったか…ライブ中ちゃんとできていたか覚えていないし自信がないー!(笑)
  • 「Party Maker」終盤の手を上げて「揺らしてもっと」の時のあ~ちゃんのお客さんの煽り方がノリノリ!
  • 「GRITTER」の一番最後のキメポーズのシルエットが美しい。
  • 「セラミックガール」直前の「やだ噛んじゃった!緊張してんの!セラミックガール!」と勢いにまかせたあ~ちゃんが可愛い。
  • 「セラミックガール」冒頭ゆかちゃんとあ~ちゃん顔見合わせて笑顔、振り間違ったのかな?
  • セラガのここでもセンターステージ前のカメラさんの本領発揮!
  • 「Hold Your Hand」三人の歌う声がすごく良く聞こえてきてグッときた~。

こんなに楽しい一時間半を貰えたのに、さらに「恋は前傾姿勢」とアンコール曲への楽しみが高まるなんて。「セラミックガール」が大大大好きなんですが、映像を観るまでやっぱり全然覚えていなかった…テンションあがり切ってて記憶が飛んだようです。

 

ファンとしてお客としてライブに向かう私たちはもちろんステージからの風景など全く分からなくて、こうやって何千何万の注目を浴びながら笑顔で歌ってパフォーマンスをして、完璧なライブをこなすことはどれだけの精神力と体力と努力が必要なんだろうと思う。共感したり圧倒されたり声出したり一緒に踊ったり、ライブの楽しい時間はあっという間に過ぎて、気がついた時には同じ場所にPerfumeの三人はそこにはいない。もっとずっと遠く遠く、私たちの期待を大きく超えてくる地点にすでにいて、それを追いかけたい!応援し続けたい!って思わせる三人の人間性はとても魅力的。もう今さら再確認するほどの余地がないくらい。

きもちわるいくらい好きすぎてどうにかなってしまうわ!(笑)な、感想でした~。

【邦画ログ】「神様のカルテ2」言葉が少なくてもいいじゃない

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神様のカルテ2」を観ました。ジャニヲタ感想なのであまり参考にならないかもしれませんということだけ前置きにてお伝えしておきます。
翔くんあおいちゃんの二人のおだやかな喋り方なのを主として全体的に流れる空気が前回よりさらに穏やかで、なのにストーリーのテンポはすごく良くて、出てる役者さんの演技も、分かりやすく大げさに感情に出すことはないけれど表情で伝えるそれがすごく繊細だから、見ていてとても心地よかった。何かを大きく端折った感はなく原作ともそれほど変わりはなかったような気がする。それでもやっぱり屋久杉くんの話とか、飲み屋さんでのお酒を飲むシーン、最後タツの実家が蕎麦屋のシーンは観たかったな、と思いました。
性格悪い感想を言ってしまうと、原作だけを読んだ時は、優しくて穏やかで何も言わずとも何もかも察してくれるとびきり可愛らしい嫁、なんて存在があまりにも男性作家特有の「僕の理想の最高のお嫁さん」感が出過ぎててて、すごい都合のいいキャラ設定だなとかも思っちゃったりしたんだけど、映像化されると宮崎あおいちゃんの雰囲気がばっちり過ぎて違和感がなく思えてしまう。女優さんの存在感というものはすごい。
 
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そしてなにより、家に帰ってきても着物を着たハルに構っていられなくて外野に文句を言われていたイチの心境にハル自身はちゃんと気がついていて、その流れのあとのイチが暗い部屋の中でハルの胸に抱かれるというシーン。あんなものは、どんな直接的なキスシーンだとか肌の出ているラブシーンよりもラブシーンだと思います、思いますよ!
先生が亡くなった直後、廊下の壁に並んでもたれた三人が順番に業務に戻っていくシーンがせつなかった。最後に残されるイチの表情が良い。
これだけ、これだけは!と惜しい気持ちになったのは、病院内の電気と看板のライトを消して屋上からの星を二人に見せるシーン。あの時のカメラ分割と少し大げさなBGMが雰囲気をちょっと壊しているように見えたかも。
 
神様のカルテ1を観た時も思ったけど、翔くんは家族ゲームの吉本先生みたいに言葉に言葉を重ね演説をするように喋り捲し立てる役より、イチ先生みたいに雰囲気や表情で静かに感情を表すような役の方が個人的にすごく好きだなぁと思います。動より静の演技が素敵。(役者としてはどちらも演じられる方が良いんだろうけど、前者の演技って運動を含めた表現な気がする)
外に向かって訴える演技というより、抑えた方がより訴えかけられる表情をすると思う。あと確実に1でのくるくるパーマは失敗だったなと思う(笑)2のあの髪型で十分良い!

【邦画ログ】「もらとりあむタマ子」あっちゃんは左利き

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(2013年12月号の月刊シナリオには脚本家のインタビューも載っているのでとてもオススメ)

もらとりあむタマ子」を観ました。この映画、個人的には完璧に近い邦画だった…!登場からタマ子、前田あっちゃんがすごいブサイク。こんなブスに撮られてもあっちゃんはあっちゃん、それが可愛い。特別可愛い。居間から「タマ子ー」と呼ばれて便器に座ったまま漫画開いて「トイレー!」(全部に濁点ついてるくらいのがなり方だった)と叫ぶあっちゃん。あっちゃんは女優だ。間違いない。
秋から始まるこのストーリー、終わりの夏まで特に特別な何かがあるわけじゃないけど、なんかシーン一つ一つがガッツリ心にくる。三色だんごのやけ食い。年越し蕎麦を作るのにこんぶとかつお節で出汁を取る父。「パスタとか作るじゃないですか、したらね最後にパセリ乗せるんですよあの人」。写真館に飾られるタマ子の写真。「部活に恋に忙しいからさぁ誰かさんと違って」と余計なことを言って叩かれずれる中学生のヘルメット。
バリ島行くんだってぇー私もどっか行こうかなー」とぼやくタマ子に「お父さんと行こうか」「や、無理」というどこの家庭でもありそうな会話。そんな娘を見てなんでか少し嬉しそうな父の顔。この表情全部が「お父さん」だよなー。
就職活動を始めた(のちにそれが勘違いだったと気づいた時の脱力アンド薄ら笑いも最高に良かった)タマ子に、ついつい嬉しくなって酔ったついでに腕時計なんてプレゼントしちゃう父。それを見て「いくらしたの」って怒っちゃう娘も娘。
夏の始めに偶然再会した、帰省中のケータイ番号も知らない同級生、後日また偶然見かけた彼女は駅のホームで泣いていた。何か会話を交わすわけでもなく、「またね」と独り言に近い言葉を呟いて手を振りその場を去るタマ子。タマ子の知らないところで彼女にもきっと何かがあったに違いない。
劇中タマ子が読んでいた漫画、確認できたのは「天然コケッコー/くらもちふさこ」「にこたま/渡辺ペコ」「宮本から君へ/新井英樹」だけだったけど、この漫画のチョイスも絶妙。あとはエンドロールで流れる星野源さんの「季節」も素晴らしい。特別、星野源さんそのもののファンという訳ではないんだけれど、映画やCMなど、何かのテーマソングとして関わっている時の彼の曲はとにかく染みる、ハマる感じがすごくて素敵だなぁといつも思う。ライブ(本人?)自体はなかなかロックそうなところも魅力的。
エンドロール最後の、撮影休憩中のあっちゃんの居眠り(+それを見た監督さんの微笑み+のちのメイキングカメラに気がついて苦笑い)がいわゆるサービスショット。可愛い。

∴ 感想記事読ませていただきました。
右利きの父と左利きのタマ子、朝昼晩と面と向かって食事をとるそのシーンの解釈を読んだ時思わず「あー」と声が出ました。

愛が伝わる。ロールキャベツ定食が食べたい。ロールキャベツをぐもぐも口いっぱいに頬張るタマ子まじ愛しい。働け。

もらとりあむタマ子 [DVD]

宝塚南口のルマンで卵サンド

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宝塚南口駅の近くにあるルマンというお店の卵サンドを食べました。これがほわほわの半熟厚焼きたまごで最高に美味しい。天気が良かったので武庫川の川べりで。京都にあるお店のコロナ(今は無くなったけれどその味を別店で食べられるらしい)の卵サンドが食べに行く予定だったのですが、直前になってその計画がナシになったので急遽こっちのお店に。
宝塚牛乳というお店と珈琲牛乳がこの日190円→100円セールをやっていたのでキャッキャと喜んで購入。卵サンドと一緒にハンバーグサンドも買ったんだけど、ハンバーグ分厚くってデミグラスソース?が美味しいの!辛子のピリリ味も泣ける。
 
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のあとは手塚治虫記念館へ行ってブラブラ。ピノコ可愛い。リボンの騎士も可愛い。
宝塚大劇場をぷらっとひやかしに寄ってみたら、ちょうど感激終わりの観客の人たちの波に飲ませて大変でした。噂には聞いていたけど、さすがヅカヲタさんたちは身なりが綺麗ですっごくきちんとしてる…そこはかとなく高級感が漂ってる、そこはさすが宝塚としか言いようがない…。こんな聖地が県内の通える距離にあるんだから、もし自分がハマってしまったら、一生抜け出せないんだろうなと思う。すごいぞ、宝塚は…!
 
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そして帰りに岡本に寄ってお気に入りのカフェ「マヒシャ」でアイスロイヤルミルクティーとスコーンでお茶して帰宅。ここのロイヤルミルクティーは人生イチ美味しいと思う。

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