アルパカの右にならえ

邦画と小説をこよなく愛する創作ヲタク。

ゴールデンカムイの話しかしてない


鯉登猿叫Tシャツが届きました。今気づいたんだけどセリフが猿叫しかない。

先日、推しの香水が買える、ということに気が付いて、勢いで尾形とヴァシリの香水を購入してしまった。二次元ってすごくない? コラボアイテム無限大ジャン。 尾形の香水のレビューが狂っているらしい、と読んでみたら、全員どうかしてやがる(最大級の誉め言葉)熱量の文をしたためていて、いてもたってもいられず。 こういうコラボもののアイテムって相場より高価なイメージだけど、30mlで6,600円ってどうなんだろう? と思い、過去に買ったPerfumeの香水を調べたところ10mlで3,000円だった。あれ、思ったより良心的?
ちなみにAmazonの方のレビュー「女性が仕事などに付けるには可愛くなさすぎる匂いです。女性が普段使いするのには難しいかもしれません。ホンマにおじさんの匂いです。」という一文で笑っちゃった。ホンマにおじさんの匂いですって。ヴァシリと尾形の香水を隣に並べるんだ……。

指輪はさすがに笑ってしまったけど、何気に普段使いできるシンプルなデザインなのが怖い。普通に買えるのがこわい。内側のフルネーム刻印も怖い。尾形の指輪のデザインが割れた顎の縫合痕なのなんなん? 鯉登の眉毛もなんなん? 狂ってる……。どうせならシルバーよりK18が欲しい……違うっ考えるな! 指輪は付けない! どうせなら素材はWGかPTがよい! もういい! 考えるな! 負ける! これ以上!! 考えるな!!
仕事の休憩時間にちょっとだけ……、と310話を読み返したら、改めて「祝福」を浴びて虚無になり午後の仕事が死んだ。

ゴールデンカムイを1回目はストーリーを追って、2回目は好きな部分のみざっくりと、現在3回目は1巻からじっくり読み直しています。2回読み直してもまだまだ理解しきれていない部分があって楽しい。あと、今になって門倉とキラウシの良さに気づいたので、たぶん1、2回目ではほぼ取りこぼしてる門倉とキラウシを取り戻すのを楽しみに読み進めています。
アニメ4期が10月スタートということで、それも楽しみ。札幌ビール工場の終わりまでじゃないか? という予想を見た。ということは、あの「ゴッドタン弾丸装填選手権優勝尾形」が見られる……ってコト……?! 16歳の鯉登を、右目を失ってリハビリ期間中の尾形を、頭巾ちゃん期のヴァシリを、谷垣を殺すために地獄の果てまで追いかける殺戮サイボーグ月島を、アシリパ捕獲より鯉登少尉を優先してしまう月島を、「上官命令」を下す鯉登を、動いてる映像で見られるってこと? コワ。祝福されちゃう。

尾形のなにがいいって、接近戦ではほぼほぼボコボコにやられる狙撃手全振りのスキルと、プライドが高く重度の捻くれ拗らせメンタルの人間が最期無様な死に様を見せるところ。このへんはデスノートの月の最期にも通じるものがあるなって思う。エンターテイナーとして圧倒的過ぎる。「推しが死んだ」というより、「死んで推しが完成した」と思う。なに言ってんの?
最近ゴールデンカムイを読んでくれた友達とずっと「勇作殿が特選ロースを食べるところを見てみたい」「勇作殿が柄シャツを着ているところを見てみたい」「兄様は祝福されて生まれた子供です(バックハグ)」って言っています。楽しい。

今さら187話の感想。「やっぱり俺では駄目か、うまくいかんもんだな」というセリフには「杉元のように信頼される」「鶴見中尉のように周囲から心酔される」「勇作をたらしこむ」こと全てにかかっていると気づいて悶絶した。