アルパカの右にならえ

生ビールでも発泡酒でも幸せなアラサー。邦画と小説をこよなく愛する創作ヲタク。

【邦画ログ】南瓜とマヨネーズ/生活音【ネタバレ感想】

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私の中で可愛いこうなりたい理想の女の子像がまさに臼田あさ美ちゃんなんだけど、「南瓜とマヨネーズ」を観てこれはもうたまんないなって思ってしまった~。開始二秒でああもう好きコレ絶対好きこの映画~~って想い続けた二時間だった。ちょっとネタバレ含みます。
太賀のアカペラが良すぎていやいやいや…って思った。ヒモ役をやらせたらオダギリジョーの右に出るものはいないよねってはなし。あと、大好きな光石研さんが若い女の子を愛人にする変態お金持ちおじさんの役をやっていて本当に最高だった。体操服とブルマー履いた臼田あさ美ちゃんの身体を触って太ももをパァンッ! って叩くところ、尻を両手で揉みしだくところ、マジで光石研のファンでよかった…って涙出るとこだった。好きな俳優さんが若い女の子の太ももパァンッつって叩く演技してるところ見られるとか一生に二度あるかないかじゃない? 学生時代何部だった? って聞いて「吹奏楽」って答えたらチッて舌打ちしてがっかりしてるくそオヤジまじで最高だ~~、さいこうの光石研だ…元水泳部だと分かると即座に紺のスク水出してくるところまで完璧だった…。はぁ…。

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ハギオはさ、「だったらハギオでしょ?」で立ち飲み屋のカウンターで堂々とキスとか、ハギオはとんでもない史上最強キャラクターじゃん、ねえ? ハギオに勝てるやつ地球上にいなくねえ?
映画冒頭でシャワーシーンとか仕事中段ボールを運ぶ手元だとかギター弾くカットだとかつぎはぎみたいに流れて、最初はそれのがなにを意味するかは分からないんだけど、観続けているとそれが登場人物の仕事だったり過ちだったり努力している最中だったりと判明していくところが好きだった。誰かと誰かが一緒に生活している物音ってすごくささやかだけどそれに生活が全部詰まっている感じがした。結局のところツチダとせいちゃんはお互い別の道を歩むことになるんだろうけど、ちゃんと傷つけて傷ついて泣いて最後笑えるところが清々しいなって思う。せいちゃんの歌を聞く前から泣いちゃってるツチダの、というか臼田あさ美ちゃんの泣き笑いの演技がすごすぎ。なにより歌い終わったせいちゃんのあの表情の直後にカットぶった切れるセンスがやばい。これだから邦画はやめられない。

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月が綺麗ですね

ひさしぶりに邦画のDVDをたくさん借りた。
最近台風が多くて仕事を早上がりしたりお休みになったり午前中ちょっとサボったり、とかいろいろ。つくづく起伏のない毎日だと思う。ずっとこれがいい、と思うけど世間は許してくれないのかなぁという諦めもある。この歳になってくると親の具合悪くな~る。みんな元気にな~れ。
Perfumeのアリーナツアーは五か所行きます! とりあえず大阪城ホール! そのあと静岡エコパと12月に福岡イエーイ。たこやき、さわやか、めんたいこ!!

とりあえずあれだ、私は(どうせ私なんか…)って落ちて落ちて落ち込むタイプじゃなくて(クソが! ぜってーぶっコロスマン!)だということを覚えてろ~~! くたばるまでやってやっかんな。

【洋画ログ】パターソン Paterson【ネタバレ感想】

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パターソン/Paterson

特に何も起こらない。ただの町のバスの運転手が主人公のお話。主人公パターソンは詩を書くのが好き。妻のローラは自由人。ローラはカップケーキを作るのが趣味で、「今度のバザーでカップケーキがたくさん売れたらカップケーキ屋さんやろうかな」とか言ったり、Youtubeを観た影響で「ギターが欲しい! カントリー歌手になろうかな」とか言い出したり、自由奔放で可愛らしい。物凄く美人なのに、キュートでちょっと天然な一面もある感じ。
パターソンは毎日6時10分から30分の間に起きる。だいたい11分くらいだけど、30分に起きてもそんなに慌てないイメージ。朝食はドーナツ型をしたシリアル。おうちのカーテンはローラの手作り。ローラはモノクロが好き。この映画ではブルーがよく出る。家の屋根とか、ポストとか、バスとか。毎朝目が覚めたら腕時計をつけて、隣で眠る愛する人にキスをして、シリアルを食べて家を出て、会社へ行って、運転席でノートに詩をしたためる。同僚の愚痴を聞いて、準備ができたら業務を開始する。毎日同じ時間、同じ道を運転しながら、時おり聞こえてくる乗客の面白かったり面白くなかったり興味深かったり興味なかったり色々な会話を耳にして、たまにクスッと一人で笑ったりする。お昼休みには滝を見ながら、ローラが作ってくれたサンドイッチとかカップケーキでランチの時間。午後の業務が終えたら家に帰って、ローラと一緒に夕食をとったら、愛犬の散歩のついでにバーへ行って、ジョッキ一杯のビールを飲んで家に帰り、ローラと同じベッドで眠る。そういう毎日。月曜日から日曜日までの、さして変わり映えしないルーティーン。ただ起きて仕事して詩を書いてご飯を食べて眠ることの連続なんだけど、なんでかついつい見てしまう。
カップケーキの売り上げが286ドルにもなったから外食して映画を観に行こう! と提案するローラが可愛い。土曜日に夕ご飯は外食してレイトショー、それがどれだけ日常の中にある贅沢なことか! パターソンは基本的に相手を肯定する。詩を見せてくれた小学生の女の子に対しても、自由奔放なローラに対しても、「いいね」「素晴らしい」「名案だ」って、間違っても否定の言葉は吐かない。単純なことかもしれないんだけど、そういうのって実際難しいから、映画の中でくらいそういう否定の言葉は極力聞きたくない。終盤出てきた永瀬正敏さんの右手の薬指と小指にテープが貼ってあってなんでかなって思ったら、実際撮影の時に永瀬さんが怪我してたからそのまま使ったらしい。そういうの面白い。

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【邦画ログ】彼女の人生は間違いじゃない/心に光を、居間に光石研を【ネタバレ感想】

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彼女の人生は間違いじゃない
大好き廣木隆一さんの邦画。主人公の女優、瀧内公美さんの顔がすごく魅力的。ふとした時の表情が榮倉奈々ちゃんのようにも田中美佐子さんのようにも北乃きいちゃんのようにも成海璃子ちゃんのようにも見える不思議な人。いろんな人に似ているようで誰にも似てないのに目が離せない。おっぱいの形がよくて仕事中の裸は必見です!
あくまで土日限定のデリヘル仕事で、月曜になれば市役所での日常に戻る感じが、短い爪に塗られた赤いネイルに表れてて好きだなー。人のほぼいない高速バスの座席で着替えるシーンも好き。「さよなら歌舞伎町」でも、終盤染谷将太くんが生まれ育った場所へ行くために高速バスに乗っていたのを思い出した。「高速バス」と「朝日」ってすごくいい。あとよ、単純に主人公の胸の盛り方が素晴らしいのでぜひ使用しているブラのブランドを教えて欲しいんだ〜! 盛りて〜!!
デリヘル店員の高良健吾がハマリ役。なぜ高良健吾大森南朋窪塚洋介はデリヘル店員の役が似合うのか。震災を経験した人たちの過ごし方が様々あるのが面白い。別れた恋人に連絡を取る女々しい元カレも、怪しいマルチ商法に手を染めてしまった同業者も、休みのたびに東京にデリヘルへ出稼ぎに高速バスで向かう主人公も、やな人もいい人も(ほとんどやな感じの人が多いけど)たくさん。特に震災についてを卒論のテーマにするつもりの女子大生とか、誰が見てもヘドが出るぐらいクソうざい意識高い系に描かれてて最高だった。一番うざいよねああいうの。卒論のテーマにしたい大学生に聞かれた時は口ごもるのに、写真を撮りにきた女性カメラマンには砂浜で話すことのできるシーンが好き。

デリヘルのシーンがエロいです。エロさでいうなら「さよなら歌舞伎町」と同じくらいか……? 福島の津波で妻を亡くした光石研さんがよかったなぁ。震災の保証金もパチンコに使っちゃうような父親だけど、隣の仮設住宅に住む奥さんが自殺しそうになったら止めたり、娘に咎められたらパチンコを速めに切り上げたり、悪い人ではない。元の家のある進入禁止区域に出向き、亡くなった奥さんの冬服をたくさん取ってきて、漁師の友人に頼んで沖まで船を出してもらうシーンはグッときた。「母ちゃん、ごめんな、寒いだろー!」って泣きながらセーターとか長袖の服ぼんぼん海に投げ入れるところ。
父娘の食卓のシーンだ好きだな。ご飯、お味噌汁、枝豆、にんじんしりしりとか、何気ないおかず。映画の冒頭、炊飯器の蓋を開けて炊き上がったご飯の香りを嗅ぐシーンから始まり、最後はお米を研ぐシーンが好きです。食べなきゃなんもやってられんもんなって思うよ。
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【邦画ログ】散歩する侵略者/東出昌大のシーンの存在感【ネタバレ感想】

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(ポスタービジュアルにもなっているこのシーン、映画観てからだと印象変わる)

散歩する侵略者
地球上に下り立った宇宙人が人間の概念を奪って集めて知恵をつけて人類を滅ぼそうとしちゃう映画(すごいざっくり)。
宇宙人に人格を乗っ取られた松田龍平くんの無気力感がすごくしっくりくる。奥さんの長澤まさみちゃんともこうなる前から夫婦仲は冷え切ってたみたいで、映画はいきなり険悪な感じから始まった。オープニングのタイトルバックがすごーく不穏でそれでいて派手で、今から非日常な映画が始まりますよ感満点でワクワクする。とりあえず宇宙人はいろんな人間の概念を奪っていくんだけど、その奪い方が「それもらうよ」と呟いて人差し指でおでこをツンとつつくという形式で、それをされた人間がみんな膝から力がガクッと抜けて「ハッ……、なにこれ……」ってなるのが面白い。概念を奪われた人間は人格に変化が生じるんだけど、例えば「家族」という概念を奪われた長澤まさみちゃんの妹役前田敦子ちゃんは、さっきまで「お姉ちゃんお姉ちゃん」って懐いてたのに、急に「私がどこに行こうとあなたには関係ないんじゃありませんかぁ?」って馬鹿にしたみたいに笑って手を振りはらう、みたいな感じ。「自分」という概念を奪われたアンジャッシュの児嶋さんが「自分は……自分とは……自分と他人……」って混乱して、パワータイプの女子高生宇宙人にボコボコにされるところが好きです。あと、宇宙人の高杉真宙くんも、張りついた笑顔が不穏な地球外生命体っぽさがよく出てて好き。美しい顔の人って、「怖い」と紙一重なんだなと思った。
長谷川博己さんが終盤辺りで演説後に「オーケー、オーケー分かった!」みたいにオーバーアメリカ人っぽい演技になるところが寒いなと思ってたら、映画の撮影話とかを調べてみたらそういう風な演技をするような指示が出ていたらしい。そうなのかい。

また、途中ほとんど一瞬だけ出てくる、東出昌大くんの存在感が半端ない。教会にいる牧師さんで、背が高いから牧師の服がすごく似合う。松田龍平くんがこの牧師から「愛」を奪おうとするんだけど、牧師の考える「愛」が少し哲学的すぎて上手く奪えない、っていう展開がよかった。長谷川博己さんが怪我して右足を引きずって歩くシーンがあるんだけど、その引きずり方が本当にリアルで「え、マジで骨折った?」って思った。「中学生円山」の、草なぎくんの自転車に乗れない演技張りに名演だったので注目して見て欲しい。
終盤、なにもかも諦めた長澤まさみちゃんが松田龍平くんに対して「お願い、私から愛を奪って! もう溢れだしそうなくらいいっぱいなんだよ!」って懇願するシーンが、ものっすごくエロかったです。エロいっていうとちょっと違うかな? すごく色気のあるシーンだなって思いました。実際に奪った後、「愛」という概念のあまりの深さに立てなくなるくらいダメージを受ける松田龍平くんと、「本当に奪ったの? なんてことないんだね……」とあっけらかんとしてる長澤まさみちゃんの対比が好き。映画のビジュアルになっている、崖から景色を眺める二人の、「愛」を知った松田龍平くんの「すごい、今までと全然違うように見える……」って反応と、「愛」を奪われた長澤まさみちゃんの「なんにも変らないわ」ってセリフが、つっらい。

結局、「愛」を知った宇宙人は「え~! 愛とかマジ尊くな~い? 地球滅ぼすのやーめよっと」(割愛)って滅亡させるのやめちゃうんだけど、概念を奪われた人間はそのまんま、多少は回復する人間もいるけれど……、っていう、うっすらバッドエンドかな? 特に生きる上で必要な「愛」を奪われた長澤まさみちゃんはほんともぬけの殻という感じ。なかなか長いので疲れた。

散歩する侵略者

散歩する侵略者

【邦画ログ】勝手にふるえてろ/「絶滅すべきでしょうか?」ヨシカ、きみはわたし。【ネタバレ感想】

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勝手にふるえてろ

松岡茉優ちゃん演じるヨシカ(23)誰とも付き合ったことない処女。の、こじらせ方がまあ最高。合コン行かない? と同僚に誘われても「今日金曜だよ? タモリ倶楽部観ないと」って返すぐらい最高。「録画でいいじゃん」「録画もするけどさぁ」ってリアタイに命かけてるところも好き。学生時代にこっそり好きだった王子様的キャラの1(イチ)と、同じ会社で働いている若干のうざさを持つ2(ニ)との間で恋愛感情が揺れるお話。ニのうざさがすごい絶妙なんだけど、これが黒猫チェルシーのボーカルさんの魅力なのかどうかはわからない。二十代で一人暮らししてる女子なら共感の嵐だと思う。特に一人でいただきますして食べ終わった食器をヘッドホンかけてノリノリで洗ってるとこ、宇多田ヒカルの「光」ばりの名シーンを観た、と思った。
初っ端から様々な登場人物(よく行く喫茶店のウェイトレスさん、よく釣りしてる近所のおじさん、コンビニ店員、駅員さんなどなど)と軽快に会話するシーンが流れるんだけど、のちのちこれがヨシカのただの妄想のやりとりっていうのが分かるシーンがせつない。というかそうだよねって最初から分かってたけど。自分インタビューとか大好きなんだよ、こじらせ人間は。わかる、わかるよ……。ニに告白されたあとのテンションの高さがめっちゃ可愛い。改札バーン! ピピッ(suica)からの、コンビニで滋養強壮ドリンクぐい飲み(なぜか店員も飲む意味不明さも好き)からの、夜釣りをしているおじさんに「好きです付き合って下さいとか言われたのかよぉ~!?」というやりとりの最中にハッと我に返って「好きとは言われてない。ん? やだ言われたいずるいハ?」のキレ芸とかほんと松岡茉優のいいところしか出ていないって感じ。
ヨシカの周りから浮いてる感じも、見ててちょっと痛くてそれが自分と重なる、という人が多いんじゃないかな。昭和テイストな会社の描写も好き。お昼休憩後に洗面所で歯磨きして、そのあと畳の休憩室で電気消してお昼寝……、って、今どきこういう会社あるの? 休憩時間90分とかの会社かな? 経理として働くヨシカの元に伝票持ってくるニのうざさがとてもよかった。なんていうかもう松岡茉優松岡茉優による松岡茉優のための邦画なので、松岡茉優ファンなら何度観ても飽きないはず。

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松岡茉優ちゃんが「ファック!!」「ファーーック!!」ってシャウトするのが最高に気持ちいいです。最後、雨の中家に来たニの名前を「霧島くん」と読んだ後の、ヨシカの表情がすごく色っぽくてドキッとした。ヨシカの前髪(うっすらわかれてる産毛みたいなの)は、絶対監督さんがこだわったところなんじゃないかなと思います。あと、劇中のヨシカの衣装が全部可愛い。
松岡茉優ちゃんって、アップになった時と引いた時とか、ふとした時の表情とか、全然違う人間に見える瞬間が合って、それがすごく魅力的。

スウィ~~~~~ト

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新しい会社で働き始めて一か月が過ぎ、ようやく社内の雰囲気にもなれ仕事も覚えつつあります。まったくの未経験の業種のためまだまだ戸惑うことが多く、知識もなにもあったもんじゃないって感じの業務の進め方をしていますが、ぼちぼちと頑張ります。転職は二回目です。三つ目の会社です。直近で一日で辞めた会社はカウントしないでいいよね?(ひっどいブラック企業で人事がクソクソ&クソだったので会社の評判サイトでボロクソ書いてやったら掲載されてしまったうける)今までで一番ゆるく、ホワイトといえばホワイトなのか? よく分からない仕事をさせられたりもするけれど、今までで一番お給料が良いです。言うても諸々の住宅手当とかそういうのが含まれてる額だから総合的に見ればトントンなのかな? それにしても、18時定時で残業が100%ないのが強すぎる。最高。外資系つええ。
つくづく、一つ前の会社は業務量多すぎのクセに体育会系でガチガチに凝り固まっている上、ウンコみたいな給料しか払わないどどどどブラック会社だったんだなと思いました。上司もパワハラ人間しかいないわ仕事内容も手間だわ本社の人間は昭和頭で凝り固まっているしとなんであんなところで二年近くも耐えていたのか謎。とりあえずパワハラクソ野郎はこの世で一番むごい死に方をして欲しいと思う。今、とても幸せです。お金は正義。