アルパカの右にならえ

生ビールでも発泡酒でも幸せなアラサー。邦画と小説をこよなく愛する創作ヲタク。

【邦画ログ】ママレード・ボーイ「とにかく吉沢亮の顔が良すぎる」

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こんな吉沢亮が裸足で屋根を伝ってきて部屋に入れて欲しそうに見上げてきたら有り金全部差し出すしかなくない?

ママレード・ボーイ

冒頭の長回しシーン、親友の茗子との会話で状況説明するのがもうすでに廣木監督〜〜!という感じで大好物。桜井日奈子ちゃんってこんなに素直に涙を流せるんだね。かわいい。

夫婦を交換してその子供も含め同じ家に六人で暮らすというカオス過ぎる展開の物語、ただでさえぶっ飛んだ内容の漫画なので、センスのない人だったら登場人物が「エ〜〜〜〜ッッ?」と素っ頓狂な声上げるドタバタラブコメディ♡に仕上がりそうなところを、ちゃんとキャラクターの感情を大げさじゃなく繊細に描いてるところがまず素晴らしい。流石俺らの廣木監督。

桜井日奈子ちゃんのぶすったれた表情が可愛いのなんのって〜!亜梨実も可愛い!でももうちょっとクールな美人キャラなら良かったかな〜。

いきなり現れて牽制してくる亜梨実のことを「誰かに自分の存在を知って欲しいんだよ。それぐらい遊くんが好きなんだよ」と言える茗子は本当に大人だな……。


店先で買ったお菓子を食べる銀太と光希、銀太が道端にボン!ってバッグ落とす感じが高校生出てる。あと、昔の漫画だからか高校の制服もみんな昔仕様なんだよね。紺色のハイソックスとか古い、私たちの時代だ。だけどそれが良い!光希や茗子が短いくしゅくしゅした白ソックスだったらちょっとショックだったかも。でもちょっと見たかった気持ちもあるかな。

長回しとか遠くからのショットさいこう。高校生の男の子がシチュー作りながら同年代の女の子に「お腹は?」って聞けるのやばいよね?遊ってめちゃくちゃ大人のキャラだったんだな……。遊ってママレードみたいだよねって言われた時の遊の「ぇあ?」っで表情最高にかっこよくない?死ぬわ。夕暮れの中リビングで吉沢亮くんと桜井日奈子ちゃんが向かい合ってシチュー食べるシーンがとにかく甘々すぎて私の心は引きちぎれそうです。

 

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銀太に告白されて泣いて断る光希せつないなー。元はと言えば銀太がクラスの男子に茶化されたり釘刺されてもあの時に自分の気持ちに素直になってればこうはなってないからな〜自業自得としか言いようがない……。光希と茗子のドア越しの会話のシーンが素晴らしかった。遊が人を信じるのが怖くなっちゃったって告白するシーンは全部言葉にしなくてもいいのになって思ったけど、吉沢亮の顔が良すぎるのでそんな事どうでも良くなってしまう。泣く遊をぎゅって抱き締めた後にぱっと距離を取ってから「いつか保健室でキスしたのどうして?」と聞く光希〜〜!あぁぁぁぁ〜〜〜〜!!泣いたりする感情が出るシーンや登場人物のいちゃいちゃシーンがたくさんあるので甘い邦画が好きな人はいいかも。悩んでる光希にこれからも友達でいてやるよ!って言える銀太がいい奴過ぎて大好き……お願いだから絶対幸せになってよ。

 

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挿入歌のカーペンターズの曲が素晴らしかった。異母兄弟かもしれないと知って最後の想い出作りに2人きりで旅行に行くシーン。その旅行中にお互いをスマホの動画で撮りあいっこしてる風のスマホ画角の動画がいくつか流れるんだけど、それが楽しくて可愛くて切なくて苦しい。ホテルの部屋は2人別々に取ってあるんだけど、廊下でおやすみってバイバイして別れた後、部屋に入ろうとする遊の背中に抱きつく光希の姿にうわー!!ってなった。私を恋人にしてって泣く光希をどうにか落ち着かせてなにもしない遊えらすぎる。お前は聖人君子かよ。

ただ正直この複雑な関係性のストーリーを2時間ちょいにまとめるにはさすがにスーパーダイジェスト感極まりないし亜梨実や銀太や茗子のエピソードも物足りな過ぎたので、それだけが残念かな〜。親がパートナー交換?!からの私たち異母兄弟?!?だけどただの勘違いでしたーキャッキャアハハ!みき〜!遊〜!!好き〜!アハハ〜!ってまとめられるとやっぱりちょっと笑ってしまった。

 

最後に一つだけ言わせて欲しい、銀太が竹内涼真くんだったら間違いなく2,000点満点だった。だがしかし、竹内涼真くんが銀太の時点でそれはもう銀太と光希のストーリーになってしまうからダメなのだ。ひゃ〜。

【邦画ログ】クソ野郎と美しき世界

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クソ野郎と美しき世界
「ピアニストを撃つな!」
監督:園子温
好みじゃない。フジコ役の馬場ふみかの演技が不快。ただ馬場ふみかのおっぱいは最高。おっぱいだけは神。馬場ふみかのおっぱいは正義。


「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」
監督:山内ケンジ
「ミツコ感覚」「友だちのパパが好き」を観た時のような意味不明さ・シュールさと役者さんの演技がちょうどいい。大好き。
「ウンコして流してないの? なんで流してんないの? ……きったないな…」って呟く慎吾ちゃんしぬほど笑った。


「光へ、航る」
監督:太田光
「あの、わたし、普通のサラリーマンですけど…、載りますか? 文春」「文春砲舐めんなよ?」の会話笑った。やっぱりこの三人の中で草なぎくんの演技は声も含めて断トツにいいね。尾野真知子も最高…。台詞や会話にセンスがあるのはやっぱり作家さんだからかなと思った。でも、その直後「女は子宮で分かる。母親と子供は子宮で繋がってるの」ってセリフだけは馬ッ鹿じゃねーのって思った。男の描く物語って感じ。


「新しい詩」
監督:児玉裕一
吾郎ちゃんの歌い出しで「吾郎ちゃん(涙)」となる。「ムキムキのパン屋」をちゃんと回収してて笑う。シーンとして美しいのはやっぱり全部児玉監督の回だった。新井さんともう一人の男の子の二人でソーキそば食べてるシーンがめちゃくちゃよかった。

 

【邦画ログ】恋は雨上がりのように「開始0秒で惚れた」

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恋は雨上がりのように
 

しょっぱなの校舎から遠くに位置するカメラがぐーっと寄ってって、窓際で机に突っ伏す小松菜奈ちゃんまでズームするドローン映像、この時点でこの映画が最高なのがわかる……!とか思ってた5秒前の自分をぶん殴る勢いで駆け抜けるオープニングとタイトルバックがさらにかっっこよすぎて惚れたー〜!!めっちゃ好きー!!ポルカドットスティングレイの「テレキャスター・ストライプ」イントロのギターのカッティングと坂道を駆け下りる小松菜奈ちゃんの疾走感……この1分足らずのシーンのためだけにお金払ってもいいぐらい気持ちいい。

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ファミレスバイトの雑多な雰囲気もいい。キッチンに入ってからぐるーっと回るカメラワークも素敵。この映画長回しが多いから心掴まれる。大泉洋の冴えない45歳のおじさん役がハマりにハマりすぎてたまらん。若者勢に対する諦めと怯えのバランスがいいよね。
店長の家で停電になった時に抱きつくあきらの勢いと、ほんの一瞬の迷いでその背中に手を回して抱きとめてしまった店長の、あの1秒にも満たない葛藤がすごく良かった。原作の流れ的に「お互いの道を進むエンド」だとは分かっていたけど、ここまで優しい気持ちになれて、素直にステキな2時間を過ごすことができた!と胸がいっぱいになる内容だと思わなかった。

最後、久し振りに再開して、「昇進するかもしれない」と、さっき聞いたばかりの朗報を伝える店長の嬉しそうな顔と、それを一番に教えてもらえたあきらのはにかんだ表情がすてき。「店長とメールしたいです」と涙ぐみながら言うあきらのアップだけでこんなに画が持つ、素晴らしい女優さんだ〜〜!メールしたい、って言われて屈託のない笑顔を漏らす店長の大泉洋、おまえがナンバーワンだー!!一番最後、小松菜奈ちゃんが左目から涙をこぼした瞬間にエンディングの「フロントメモリー」のイントロが流れ出すのがにくすぎる。完璧な邦画。

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この映画を見ると、登場人物の些細な言動が他の誰かが一歩進むための大切なきっかけになっていて、一人で寂しく生きていると思っている生活の中でも、もしかして自分も誰かに影響を与えることができているのかな?と思える、心が宙に浮く心地よさを覚える。このラスト、ほんの少し含みを持たせて終わらせてるのがまたにくいね!この余韻をいつまでも引きずっていたい。

ただ、山本舞香のど下手クソな関西弁にはがっくりした。クラウチングスタート壁ドンは超かっこよかったけど、関西弁がど下手クソすぎてそれだけでマイナス五万点。

【邦画ログ】となりの怪物くん「許されざる原作殺人事件」

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となりの怪物くん DVD 豪華版(2枚組)

となりの怪物くん DVD 豪華版(2枚組)

 

となりの怪物くん
タイトルバック、タイトルバックのBGM、学校校舎と制服のデザイン、なにからなにまでダサくてこだわりのない感じが見ていて恥ずかしい。菅田将暉と土屋太鳳その他のキャストの皆さんはこの脚本で撮影にどんなモチベーションで挑み、どう保っていたのか。めちゃくちゃ謎。いくら漫画でもいきなり頭のてっぺんから水をかけるなんてあり得ない。キャラクターの大事な過去や事情を伝聞で知るなど、ストーリーの全てをセリフで説明する技量のなさにもうんざりする。今までの人生どう生きていたらこんな情緒もなにもない言葉やセリフが書けるのか疑問に思う。本当に本当にこの映画に関わった全ての役者さん裏方の皆様たちが不憫でならない。
鼓動音をでっかく響かせて、「なんかドキドキする」ってセリフを吐くキャラクター……。全部口にしないとダメなの?挙げ句の果てにキスしそうなくらい顔を近づけて「俺しずくのこと好きかも」って……。ばかなの?
ただ!同級生女子枠安定の池田エライザちゃんが可愛すぎて死ぬ〜〜!ほんと池田エライザちゃんがいることだけが救い。
「ほら私、この通り、可愛い……じゃないですか?」と困り顔で呟く池田エライザちゃんが最高すぎる……。舌ったらずでくそばか頭悪いエライザちゃんかわいすぎる〜〜!
ニワトリの名前名古屋なのウケる。夕ご飯のチャーハンと餃子めっちゃ美味しそう。おばあちゃんと同じワンピースで「一緒!一緒!服一緒!ほら一緒一緒!服一緒!」って言われてるの可哀想過ぎてわらった。「委員長いいやつだな!」って言われて「わたし大島」って答える委員長可愛過ぎない??

 

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何度も事業失敗してるクソ父親は仕事しねぇなら家事ぐらいしろ。と思った。膝の上でしずくを眠らせてる春を見つけてシーってして2人きりにしてあげるエライザちゃんほんっとに可愛い〜。エライザちゃんは可愛くておっぱいがおっきくてスタイルが良くて声が可愛い上に演技まで素敵ってなんなんだよ神様なわけ〜〜??
「お前も優山もこのパーティーも!みんなくそくらえだ!!」ってセリフ吐いて、あーー!!って叫びながら大雨の中走り抜けるとか、てめーのセリフがクソくらえだよクソ脚本家が!ってDVD割りそうになった。もうどうしたいんだよこの映画。最後、再開からのスローモーションで抱きついてのキスシーンなにあれ?なにをどう食べて暮らしたらあんなに寒くてダサいシーンが作れるの?この地獄みたいな映画にお金払った人が可哀想。ツタヤのレンタル108円で借りた私ですら2時間耐えたご褒美に4万欲しいくらいだもん。

 

同意しかない最高の感想

映画「となりの怪物くん」・感想 まじでセンスない/怒りの1万字全キャストレビュー - それも人生

【邦画ログ】南瓜とマヨネーズ/生活音【ネタバレ感想】

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私の中で可愛いこうなりたい理想の女の子像がまさに臼田あさ美ちゃんなんだけど、「南瓜とマヨネーズ」を観てこれはもうたまんないなって思ってしまった~。開始二秒でああもう好きコレ絶対好きこの映画~~って想い続けた二時間だった。ちょっとネタバレ含みます。
太賀のアカペラが良すぎていやいやいや…って思った。ヒモ役をやらせたらオダギリジョーの右に出るものはいないよねってはなし。あと、大好きな光石研さんが若い女の子を愛人にする変態お金持ちおじさんの役をやっていて本当に最高だった。体操服とブルマー履いた臼田あさ美ちゃんの身体を触って太ももをパァンッ! って叩くところ、尻を両手で揉みしだくところ、マジで光石研のファンでよかった…って涙出るとこだった。好きな俳優さんが若い女の子の太ももパァンッつって叩く演技してるところ見られるとか一生に二度あるかないかじゃない? 学生時代何部だった? って聞いて「吹奏楽」って答えたらチッて舌打ちしてがっかりしてるくそオヤジまじで最高だ~~、さいこうの光石研だ…元水泳部だと分かると即座に紺のスク水出してくるところまで完璧だった…。はぁ…。

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ハギオはさ、「だったらハギオでしょ?」で立ち飲み屋のカウンターで堂々とキスとか、ハギオはとんでもない史上最強キャラクターじゃん、ねえ? ハギオに勝てるやつ地球上にいなくねえ?
映画冒頭でシャワーシーンとか仕事中段ボールを運ぶ手元だとかギター弾くカットだとかつぎはぎみたいに流れて、最初はそれのがなにを意味するかは分からないんだけど、観続けているとそれが登場人物の仕事だったり過ちだったり努力している最中だったりと判明していくところが好きだった。誰かと誰かが一緒に生活している物音ってすごくささやかだけどそれに生活が全部詰まっている感じがした。結局のところツチダとせいちゃんはお互い別の道を歩むことになるんだろうけど、ちゃんと傷つけて傷ついて泣いて最後笑えるところが清々しいなって思う。せいちゃんの歌を聞く前から泣いちゃってるツチダの、というか臼田あさ美ちゃんの泣き笑いの演技がすごすぎ。なにより歌い終わったせいちゃんのあの表情の直後にカットぶった切れるセンスがやばい。これだから邦画はやめられない。

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月が綺麗ですね

ひさしぶりに邦画のDVDをたくさん借りた。
最近台風が多くて仕事を早上がりしたりお休みになったり午前中ちょっとサボったり、とかいろいろ。つくづく起伏のない毎日だと思う。ずっとこれがいい、と思うけど世間は許してくれないのかなぁという諦めもある。この歳になってくると親の具合悪くな~る。みんな元気にな~れ。
Perfumeのアリーナツアーは五か所行きます! とりあえず大阪城ホール! そのあと静岡エコパと12月に福岡イエーイ。たこやき、さわやか、めんたいこ!!

とりあえずあれだ、私は(どうせ私なんか…)って落ちて落ちて落ち込むタイプじゃなくて(クソが! ぜってーぶっコロスマン!)だということを覚えてろ~~! くたばるまでやってやっかんな。

【洋画ログ】パターソン Paterson【ネタバレ感想】

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パターソン/Paterson

特に何も起こらない。ただの町のバスの運転手が主人公のお話。主人公パターソンは詩を書くのが好き。妻のローラは自由人。ローラはカップケーキを作るのが趣味で、「今度のバザーでカップケーキがたくさん売れたらカップケーキ屋さんやろうかな」とか言ったり、Youtubeを観た影響で「ギターが欲しい! カントリー歌手になろうかな」とか言い出したり、自由奔放で可愛らしい。物凄く美人なのに、キュートでちょっと天然な一面もある感じ。
パターソンは毎日6時10分から30分の間に起きる。だいたい11分くらいだけど、30分に起きてもそんなに慌てないイメージ。朝食はドーナツ型をしたシリアル。おうちのカーテンはローラの手作り。ローラはモノクロが好き。この映画ではブルーがよく出る。家の屋根とか、ポストとか、バスとか。毎朝目が覚めたら腕時計をつけて、隣で眠る愛する人にキスをして、シリアルを食べて家を出て、会社へ行って、運転席でノートに詩をしたためる。同僚の愚痴を聞いて、準備ができたら業務を開始する。毎日同じ時間、同じ道を運転しながら、時おり聞こえてくる乗客の面白かったり面白くなかったり興味深かったり興味なかったり色々な会話を耳にして、たまにクスッと一人で笑ったりする。お昼休みには滝を見ながら、ローラが作ってくれたサンドイッチとかカップケーキでランチの時間。午後の業務が終えたら家に帰って、ローラと一緒に夕食をとったら、愛犬の散歩のついでにバーへ行って、ジョッキ一杯のビールを飲んで家に帰り、ローラと同じベッドで眠る。そういう毎日。月曜日から日曜日までの、さして変わり映えしないルーティーン。ただ起きて仕事して詩を書いてご飯を食べて眠ることの連続なんだけど、なんでかついつい見てしまう。
カップケーキの売り上げが286ドルにもなったから外食して映画を観に行こう! と提案するローラが可愛い。土曜日に夕ご飯は外食してレイトショー、それがどれだけ日常の中にある贅沢なことか! パターソンは基本的に相手を肯定する。詩を見せてくれた小学生の女の子に対しても、自由奔放なローラに対しても、「いいね」「素晴らしい」「名案だ」って、間違っても否定の言葉は吐かない。単純なことかもしれないんだけど、そういうのって実際難しいから、映画の中でくらいそういう否定の言葉は極力聞きたくない。終盤出てきた永瀬正敏さんの右手の薬指と小指にテープが貼ってあってなんでかなって思ったら、実際撮影の時に永瀬さんが怪我してたからそのまま使ったらしい。そういうの面白い。

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