アルパカの右にならえ

邦画と小説をこよなく愛する創作ヲタク。

人生で一番呆れ返った

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付き合って六年目の冬に、彼が新しい部屋に引越しを決めました。二人で暮らすための広い部屋ではありません、「一人暮らし用の、いまの部屋より少し広い部屋に」です。結婚のけの字も、同棲のどの字も出てこないことを、いっそ清々しく思います。正直このタイミングで引っ越しできる精神がわからない…、………馬鹿なんじゃない?本気でなに考えてるんだろう…向こう軽く二年くらい結婚しなくていいと思ってるのかな?だったらたぶん、頭おかしい…。たぶんこの人と結婚しないな。一生ひとりか、ものすごく物好きな変わり者を新しく見つけよう……という深夜のつぶやきでした。